10月は天候も体調もあまりよろしくなかったのでたいして外出できませんでした。
もう秋って感じでもないのですが10月を取り戻すべくここに来て無駄に体を動かしています。
今回は天城山縦走。
(天城山という山はなくて万次郎岳・万三郎岳・小岳からなる連山の総称です)
縦走なんていうと大げさな感じですがハイキングです。
昨年11月にも行きましたが、その際はちょっとゆっくりしすぎてゴールできず途中でドロップアウト(涙)
そのリベンジです。
一度行っているにもかかわらず、今回はひとりなので念を入れて山岳地図など買いました。細かなスポット説明の他にバスの時刻表なんかも載っていて便利です。
神奈川方面から行くと伊東駅から始発のバスに1時間ほど揺られて登山口に着きます。その時点で9時。
登山口入口から出口までの標準タイム(休憩なし)が7時間15分。
休憩入れてだいたい8時間なのでゴールが17時。
出口側の最終バスが17時44分。
結構タイトです。前回はそれが頭にありませんでした。
だから今回は終始小走りで駆け抜けました。
行きのバスは平日ということもあって貸し切りでした。
12/4(月)だと山の上の紅葉はほぼ終わっていましたが、下はきれいな場所もちらほら。
登山口に到着。
さきほどハイキングと称しましたが、スタート地点が既に1040m。
一番高い場所でも万三郎岳の1406m。総距離16kmですがスタートから4kmで最高点です。
最初に頑張ってあとは12kmのハイキングと考えれば気楽です。
万次郎岳
伊豆最高峰の万三郎岳
富士山がきれいに見える場所はあまりなく、木々の間から拝める程度です。
それでも目にすればやっぱりパワーをもらえます。
途中、コースをそれるとヘビブナというブナの巨木を拝めます。
なぜこうなったのかはわからないけど根こそぎ倒れている木々。
天城の瞳といわれている八丁池。
どこかから水が流れ込んでいる様子はなさそうなので大きな水たまりというところでしょうか。
山の向こうに富士山が見えます。
朝は晴れていたのですが、だんだんと曇ってきた頃です。
ワサビ沢という山葵(ワサビ)の栽培場所です。
前に訪れた達磨山のレストハウスでわさび丼というご飯にかつお節とおろし立ての山葵をのせて醤油をかけた丼を食べました、山葵の辛さが鼻を抜けはするけどあとを引かない心地よさで、そういう味わいをわかるようになったことに少しうれしくなりました。そんな良質な山葵は山奥で育てられているんですね。
時間にだいぶ余裕があったので旧天城トンネル(全長約500m)を往復しました。
車1台でしたら余裕で通れます。石を積み重ねた模様がきれいでした。
小走り&食事も特に取らずゼリー飲料4本で時間を節約した甲斐あって14時54分のバスに間に合いました。
だいたい6時間くらいでゴールしました。
心拍数を見るとわかると思いますが、最初がいかに登りかがわかると思います。
でも1時間もしないうちに終わりますのであとは適度なスピードで歩き続ければ日暮れ前にはゴールできます。
健脚向きに違いないとは思いますが・・・。
帰りは修善寺までバスで出て、駅前の蕎麦屋でわさび丼セットを食べて帰ってきました。
ちょっとコースが長いのと一応は山なので天気が変わりやすいです。
雨具は必ずお持ち下さい。