毎年この時期は柏餅を必ず食べます。
というか日本人であれば子供の日くらいケーキなんぞ食べとらんで
柏葉は日本が世界に誇るハーブだと勝手に思っています。
餅生地にほのかに移るあの香りが食欲を増し、あんこ餅を柏餅に変えます。
餅生地と書いてしまいましたが、正確には餅というよりは上新粉(うるち米)メインなので団子生地というのが正しいと思います。
子供の頃からわりと美味しい柏餅に囲まれて育ったこともあって昨
たい焼き同様に食べればわかる方にはわかると思うのですが、普段馴染みのない和菓子店に行かないと手に入らないことや大量生産品が不味くはない(けど美味くもない)ことが弊害となり『たかが柏餅』となっている気がしています。
ということで私が考える食べる価値のある柏餅の条件を挙げます。
1.機械生産の丸餅でなく、
2.変に中から水が出てきたり、
以上、たったの2点です。
上記が満たされて初めて評価(餡や生地の違いについて語る)に値する柏餅といえるのですが、
みそ・こし・つぶと3種類も味わいがあって柏葉で見栄えもいい。
へんな装飾がされておらずシンプルで美味しい。
一番好きな和菓子かもしれません。
別に和の文化を大切になんて軽々しく言いません。
でもお気に入りの和菓子店をもっておくって幸せなことだと思いますよ。
ここ数年、柏餅は近所の和菓子店がお気に入りで購入していたのですが、つぶ餡がどうも好みと違うので先日、きんつばを食べ歩いた際に美味しかった
平塚の和菓子店なら期待に応えてくれるかもと4月に買ってみたところ当たりでした。
昨日、電話で予約して今朝受け取りに行きましたが端午の節句の今日はひっきりなしにお客さんが買いに来ていていました。
平塚の花水地区は和菓子店が密集するエリアですが私が探し出した店(偉そう?)の繁盛ぶりは他と比べても明らかでこの辺では美味しい柏餅で知られた店なんだなと自分が認めらたようでうれしく思いました。
鯉のぼり、五月人形、柏餅、昨日常連さんから頂いた無農薬の菖蒲で風呂に入って子供の日完了!
あっ、ちまきも売ってたから買いましたけど、これも美味しかったです。
正月の次に好きなイベント端午の節句。子どもの成長が楽しみ・・・おっさんだな、自分(笑)